髪の毛の不思議
こんにちは。大寺です。
梅雨真最中ではありますが、大雨か晴れか?といった極端な天気が続いていますが
体調など崩していませんか?
僕は先日ノドをやられてしまいました。皆様もお気を付け下さい。
さて今回は髪の毛のお話を・・・。
コノ写真わかりますか?
髪の毛の断面写真です。あまり見ないですよね。たぶん日本人の毛髪ですね!
図にするとこんな感じです。
今回は、日本人と欧米人の違いを簡単に説明します。
構造上は日本人も欧米人も同じですが、厚みが違います。
①毛表皮(キューティクル)
日本人 4~5枚の層 枝毛になりやすく、薬剤等の浸透が良い。
欧米人 7~9枚の層 ダメージが出にくく、薬剤等の浸透が悪い。
このことから、日本の薬で欧米人にパーマをかけようとしても「かからない!」
日本人が欧米でパーマをかけるとかかりすぎて「チリチリ…。」
といった事が起こリ得るのです。
②毛表質(コルテックス)
髪色を決めるメラニンが存在する所。
日本人 層が厚くメラニンが多く含まれる
欧米人 層が薄くメラニンが少ない
このことから、日本人の髪は明るくなりにくく濁った色になりやすい、
欧米人の髪は明るくなりやすく透明感のある色合いになりやすい。
③毛髄質(メデュラ)
硬さと比例して太くなる
日本人 硬い髪質の人ほど厚くほぼ存在する。
欧米人 ほとんどの人に存在しない。
このことから、日本人は髪が濡れても髪が立ち上がるが、欧米人は髪が濡れると
ボリュームがなくなりペタッとする。といった事がわかります。
そして1枚目の写真が日本人のモノであろう予想ができます。
今回はざっと簡単に説明しましたが、個人差や人種・地域・年齢・環境etcでも変わって
しまいます。
それらの事を踏まえて、我々はお客様への施術を提供しています。
髪のお悩みや疑問などありましたら、スタッフにお聞きください。